帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛
- 和来堂 田畑
- 2月2日
- 読了時間: 2分
こんにちは。2月になりましたね。明日は節分です。邪気を払って無病息災を祈るといわれますが、この節分を一年の区切りにされている方も多いです。改めてお参りに行ったり、おみくじを引くのもいいかもしれませんね。
今回は帯状疱疹についてです。当院では新型コロナ流行の途中から、帯状疱疹の患者さんが急に増えた実感があります。特にワクチン接種(2回目)の後などに、60~70代の方が増えたことは非常に印象的でした。
帯状疱疹は現在、治療薬も予防ワクチンもあります。まずはウイルスを抑える薬を飲むのが一般的で、多くの方はそれで治癒していきます。
しかし、皮膚が治ってもピリピリする痛みが残る方がいます。これを「帯状疱疹後神経痛」と言います。現状、この神経の傷を即座に修復する特効薬はなく、痛み止めによる対症療法が一般的です。なかなか改善せず、いろいろ探して鍼灸にたどり着く方が多いのが実情です。
病院から紹介されるケースもありますが、それは「薬だけで解決するのが容易ではない」という状況の裏返しでもあります。逆に、私たちが「これは鍼灸より先に病院へ」と判断することもあります。「できることを、できる場所で」分担するのがベストだと考えています。
鍼灸では、痛む場所そのものと、痛みを抑える力が弱まった「体の中身」の両方にアプローチします。 例えば、右脇腹の痛みなら、神経の走行(デルマトーム)を意識して背骨周辺の反応を見ますが、必ずしも患部に直接刺すわけではありません。董氏楊氏奇穴(とうしようしきけつ)を用いて手足に鍼をしたり、五臓六腑の調子を整えたりします。
痛みで眠れないなら睡眠のケアを、他にも冷えや食欲など、見るべき点は多岐にわたります。免疫力の低下が引き金になる病気ですから、体全体の調子を上げることが不可欠です。「悪いところを叩く」だけでは治らない症状も、体質から見直すことで変化が現れます。
帯状疱疹からの神経痛や顔面神経麻痺、三叉神経痛に至るまで対応していますが、神経の症状を治すのには少し時間がかかることもあります。しかし薬を使わないので内臓への負担はありません。困っていたらぜひ鍼灸治療も試して頂きたいと思います。
和来堂はり灸治療院 田畑



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