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​吸角(吸い玉)治療について

 民間療法としても有名な吸い玉治療です。吸角(きゅうかく)とも言われ、本場中国では抜罐(ばっかん)や火罐(かかん)とも呼ばれています。

 主に背中の兪穴(ゆけつ)という場所や、背骨上にある督脈と呼ばれるツボの並びにガラスの球を吸いつけていきます。

 血行改善に特に優れており、肩こり、腰痛、冷え症、胃腸不調、むくみ、慢性疲労に効くとされています。吸いつけられる感覚は独特で、そのまま眠ってしまわれる方がいるほど気持ちの良い物です。血流が悪い方は治療後に赤黒い痕が残ることがありますが、約1週間~10日程でもとに戻ります。

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