鍼灸で肩こりはどう対処するのか
- 和来堂 田畑
- 5月6日
- 読了時間: 2分
更新日:5月7日
鍼灸でも肩こりの施術をすることは多いですが、患者さんごとに肩こりの理由が違います。肩を揉んで楽になる方もいれば、ほとんど変わらない方もいます。
僕の治療院に来られる肩こりの患者さんは、だいたい病院や整体、接骨院などに行かれた後、楽にならずに「仕方なしに」鍼灸を受けに来る方が多いように思います。鍼って正直怖いですもんね笑
正直それでいいとは思いますが、まず鍼灸の強みは「痛みの対処」です。
肩が凝って頭が痛い、目の奥が痛い、首が痛い、など。痛みの症状が出ていたら鍼灸を選んで頂きたいです。
例えば僕自身旅行で長距離を歩いて足が疲れた、だるい、などの症状は揉んだり押したりしてほしいです。ただ、膝や足裏が痛い状態ならば、施術を受けるならまず鍼灸を第一選択にします。
そして最終的には肩こりの原因はどこからか?ということを考えないといけません。
その検査の一つに身体を動かしたら症状が楽になるか、悪化するかを問います。これ、すごく大切なことなんです。もし動くたびに悪化するのであれば、どこかしらに炎症が起きているかもしれません。そうなると程度がひどければ一度整形外科を受診された方が良いでしょう。
ざっくり言うと動いて楽になるのは緊張型の肩こりの可能性が強く、動いて悪化するのは器質的疾患、または炎症の可能性を疑います。器質的疾患というのはどこか体の一部に異常があるよ、という意味です。どちらに対しても鍼灸は対応可能です。
ほかにも肩こりの原因になりうる症状は沢山あります。日常生活の中で何がその原因になっているかを一緒に考えて解決していく事こそ、肩こりの対処法と考えています。鍼を肩に刺さなくても本当に楽になりますよ(^^♪
和来堂はり灸治療院 田畑
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