こんにちは、和来堂治療院の田畑です。すっかり涼しくなって秋らしくなってきましたね。暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、本当にお彼岸入りをしたら涼しく(若干寒く)なってきました。これからの時期は風邪の患者さんも増えてきます。
さて、最近来られた肩痛の患者さん。当院に来られるまで整形外科2件、鍼灸院1件、整体数知れずの方で、当院の患者さんのご紹介で来院されました。
この方の特徴は「常時痛いわけではなく、肩も上まで上がるが肩の芯が痛む」ことで、いわゆる動く肩なんです。この状況では確かに整形外科での加療は期待できません。整形外科的には問題がないからです。
しかし、このような見えざる痛みこそ鍼灸の出番!!
和来堂ではこのような肩痛は足、手に鍼をすることが多いです。痛い肩に直接刺すと治療中に動かしてもらって改善の確認が出来ないからです。今回もそのように治療をさせて頂きました。
そして治療後に気づいたこと。それは本人が痛い方を無意識に揉んでいる!!
これ、実はよくないんです。
この患者さんには自分で痛い場所をなるべく触らないようにお願いしました。結果治療三回でかなりの改善ができました。詳しくお話ししますね。
痛みとは炎症になっている場合が多いんです。なので薬は熱が出ているわけじゃないのに「解熱鎮痛薬」が処方されます。熱を持って腫れたりしているところを揉みほぐしたり指圧すると、さらに痛みが増すことがあるんです。なので当院で治療する患者さんには出来るだけ治療部位(痛い場所)を構わないでくださいと説明する場合があります。もちろん患者さんの症状によるのですべての人に言う訳ではありません。
みなさんが良かれと思って行っていることが逆に悪化の原因になっている事が結構あります。
日常の養生を聞いたり相談できる治療院、先生にかかることが改善の近道かと思いますし、そうなるように和来堂も日々精進させて頂いています。
お困りの症状は是非ご相談下さい!
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